「グランプリシリーズ・ＳＧ」（２０日、平和島）

　１１Ｒのグランプリシリーズ優勝戦は深川真二（４６）＝佐賀・７１期・Ａ１＝が２コース差しで優勝を決めた。

　深川が１７年１０月のＳＧダービーに続き、再び平和島で輝いた。２コースからコンマ１２のＳでスリットから優勢。１Ｍは差しハンドルでバックは池田、まくり差しに入った坂口と並走したが、２Ｍ先取りで振り切った。

　「うれしいです。差さるかどうか、という感じだったが、何となく差せた。足自体が良かった」。仕上がりの良さを完璧な形で残した。今年は春先から夏にかけてはリズムがひと息だったが、「（リズムが）だんだん普通に戻ってきた」と復調してきており、年の最後に２回目のＳＧ制覇へつなげた。

　栄冠を獲得しても、レーススタイルは変わらない。「前付けに行って、人を困らせていきたいと思う」と笑みを浮かべていた。