【ボート】毒島SGV7 “夜の艇王”実力発揮!GPトライアル2nd1号艇ゲット
「チャレンジカップ・SG」(29日、蒲郡)
イン逃げを決めた毒島誠(36)=群馬・92期・A1=が、昨年10月のダービー(児島)以来7回目のSG優勝を飾った。チャレンジカップ優勝は17年の下関以来2回目。優勝賞金3300万円を加算し、年間賞金ランク2位に浮上した。G2・レディースチャレンジカップは寺田千恵(51)=岡山・65期・A1=が優勝。これでSG・グランプリ(12月15~20日・平和島)、プレミアムG1・クイーンズクライマックス(12月28~31日・浜名湖)の出場選手が決まった。
またしても毒島がカクテル光線を浴びて栄冠をつかんだ。V7となったSGタイトルだが、ナイターだけで6冠目。今回も強さが際立った。
1Mは久田が差し、2Mでは岡崎が切り込んで迫ったが逃げ切った。「ぎりぎりだった。1Mはターンを外したが、出足がエグかったので良かった」と頭をかいた。予選2位でも優勝戦の白カポックが巡ってくる幸運も味方にした。「枠の分で何とかなった」と笑う。
これで賞金ランク2位に浮上してグランプリはトライアル2ndの1号艇スタートが決定。意外にも「気にしていなかったのでビックリ」と目を丸くする。それだけ今回の戦いに集中していた。
だが、これで照準は年末に切り替わった。「関東地区の開催だし、今年はしっかり獲るつもりで1年間をやってきた」とVを意識する。「得意なのかも」というナイターで勢いに乗り、悲願の黄金のヘルメットを目指す。