【阪神９Ｒ・フラーズダルム】新潟２歳Ｓ３着、野路菊Ｓ３着の実績馬。自己条件の牝馬限定戦なら明らかに力は上位だが、近２走は直線で伸びあぐねた印象が強く、着順ほどの強さが感じられなかった。圧勝した新馬戦は稍重馬場でのもの。現状では時計に限界があるのかもしれない。今の阪神の高速馬場に対応できるか疑問だ。

　【阪神１２Ｒ・カレンモエ】父ロードカナロア、母カレンチャンという、安田隆厩舎の結晶とも言える良血馬。陣営が大事に育ててきたかいあって、前走でようやくオープン入りを果たした。重賞初挑戦のここが試金石となるが、今回は休み明けの上、初コース、テン乗り…と不確定要素が多い。人気ほどの信頼性には欠ける印象だ。