「エリザベス女王杯・Ｇ１」（１５日、阪神）

　１番人気のラッキーライラックが勝ち、史上４頭目の連覇を達成。Ｇ１・４勝目を挙げた。２着には追い込んだ５番人気のサラキア。３番人気ラヴズオンリーユーが３着に入った。

　レースは意外にも２番人気のノームコアが逃げる展開。大外枠からスタートしたラッキーライラックは、中団でラヴズオンリーユーをマークする。３コーナー過ぎから早めに動きだし、最後の直線に入ると早々と先頭に立った。ラヴズオンリーユーが懸命に食い下がったが、ゴール前でサラキアが鋭く伸びてラッキーライラックに迫るも、首差でしのいでＶゴールに飛び込んだ。

　初コンビを組んだルメールは「勝つ自信はありました。大外枠はけっこうきつかったが、馬が冷静に走ってくれた。ちょっと早く先頭に立ったけど、ラッキーライラックは強いからゴールまで頑張ってくれた」と話した。