「ＪＢＣ競走」（３日、大井）

　【大井１０Ｒ・ＪＢＣクラシック】◎は船橋のミューチャリーでいく。前走の日本テレビ盃は離された４着だが、敗因はハッキリ。先行馬を掛かり気味に追い掛けたのが悪かった。それに、やはり左回りもいまひとつのようだ。

　３歳クラシックでは羽田盃を制し、東京ダービー２着。ジャパンダートダービーでも３着した実力馬。矢野義師は「ここにきて精神的にも落ち着きが出てきたし、ようやく体も固まってきた」と、ほぼ完成形となってきた愛馬に目を細める。

　「１週前に一杯に追って、引き続きいい状態でいける。右回りなら走りが違うし、このメンバーに入っても自信を持っていける。ジョッキーも思うところがあるはずだからね」と、前走が不甲斐なかった名手・御神本訓の奮起も促す。走り慣れた大井コースなら、ＪＲＡ勢とも好勝負だ。（１１）の単複。馬連で（１１）－（１）（５）（６）（８）（１０）（１３）（１４）

　【９Ｒ・ＪＢＣスプリント】首差ながらも、着差以上の強さで前哨戦の東京盃を制したジャスティン◎。当舞台は２戦２勝。引き続き大井コースを知り尽くす戸崎圭の手綱も心強い。先行馬がそろってハイペース必至。絶好の流れに乗って難なく抜け出す。

　展開有利な菜七子騎乗のコパノキッキングが相手の筆頭。（１１）の単勝。馬単（１１）（１３）と（１３）（１１）が大本線。あとは３連単（１１）（１３）の１、２着固定で（５）（６）（７）（９）（１２）（１４）（１６）へ。

　【８Ｒ・ＪＢＣレディスクラシック】ダートに転じてから２連勝。水の浮く不良馬場＆初ナイターにもかかわらず、前哨戦のレディスプレリュードを圧倒した◎マルシュロレーヌ。ここも圧巻のＶだ。（１３の単勝。馬単（１３）→（２）を本線に、（１３）→（１）（５）（１２）（１４）（１５）

（デイリースポーツ・村上英明）