【競輪】熊本記念(久留米)は郡司浩平が優勝 最終2角7番手からまくってG3V10

 「火の国杯争奪戦in久留米・G3」(4日、久留米)

 熊本競輪の開設記念シリーズが久留米で実施され、最終日12Rの決勝は郡司浩平(30)=神奈川・99期・SS=が最終2角7番手からまくって1着。通算10回目のG3優勝を飾った。2、3着には中本匠栄(熊本)、松本貴治(愛媛)の順で入った。また、6Rで行われた「ルーキーシリーズ2020プラス」は松岡辰泰(24)=熊本・117期・A2=が制した。

 郡司がさすがのパワーを見せつけた。豪快なまくりを決めて「今年だけで記念を4回優勝。最近も順調です」と充実感を漂わせた。

 レースは7番手での組み立てとなったが「1度、切ってから考えよう」と慌てずに運行。打鐘で清水裕友(山口)が先行態勢に入り、松本が続くが、番手で松川高大(熊本)が粘る。「松川君の粘りで見ちゃったし、タイミングが遅れた」としながらも、最終2角から一気のまくりを敢行。「外をうまく行けた」と仕留め、Vゴールを駆け抜けた。

 この優勝で今年の獲得賞金ランクは5位に浮上。KEIRINグランプリ2020(12月30日・平塚)出場権圏内に入っているが「G1でガラッと変わる」と気を緩めない。「G1に向けている中で、いい結果が出せている。楽しみですね」と準備は整った。次の寛仁親王牌(15~18日・前橋)で、悲願のG1初制覇、そしてグランプリへの切符もつかみにかかる。

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