【新潟記念展望】ワーケア、ブラヴァスら混戦ムード

 「新潟記念・G3」(9月6日、新潟)

 夏の新潟フィナーレを飾る伝統のハンデ戦で、サマー2000シリーズ最終戦。注目はワーケアだ。弥生賞2着から直行した前走のダービーは、3番人気に支持されたが8着に終わった。今回は秋に向けての始動戦。2週前、1週前と併せ馬を行い、着々と態勢を整えている。2年前のブラストワンピースに続く3歳馬Vを狙う。

 シリーズ逆転Vを狙うブラヴァス。開幕戦の七夕賞は勝ち馬に内をすくわれ2着に敗れたが、内外のコース取りを考えれば強い競馬をしている。近親にG1馬のシュヴァルグラン、ヴィブロスがいる良血馬。優勝ラインは1着が最低条件+ライバルの結果次第とハードルが高いが、夏王の称号を手に入れ、飛躍の秋へとつなげたい。

 堀2頭。七夕賞は1番人気で9着と人気を裏切ったジナンボーだが、スタートの出遅れが全て。度外視できる敗戦だ。短期放牧を挟んで調整は順調。昨年2着の雪辱を果たす。サトノダムゼルは通算〈4101〉と堅実。昇級初戦での重賞挑戦となるが、前走の勝ちっぷりなら侮れない。

 格上挑戦の小倉記念を10番人気で制したアールスター。軽ハンデ、展開が向いたと恵まれた面はあったが、抜け出す際の脚力は本格化を予感させた。勝てば文句なしのシリーズチャンピオン。勝負気配がプンプン漂う。

 決め手は鋭いカデナ、小倉記念2着のサトノガーネット、好ムード漂うピースワンパラディも軽視は禁物だ。

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