【競輪】名古屋G1でレジェンドエキシビション 吉岡稔真氏が先行逃げ切りで1着

レジェンドエキシビションを制して胴上げをされる吉岡稔真氏
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 「オールスター競輪・G1」(15日、名古屋)

 4日目6R発売中に競輪界のレジェンドが集結し「新型コロナウイルス感染症対策支援・KEIRINレジェンドエキシビション3」が開催され、吉岡稔真氏(50)が打鐘3角6番手からスパート、最終ホーム手前で出切り、そのまま先頭でゴールした。

 グランプリV2、G1V11の豪脚がうなりを上げた。吉岡氏は「これでレジェンドレースは最後かもしれない」という気持ちで先行策に打って出て、これが見事にハマった。周回中から吉岡氏をマークした小橋正義氏(52)が詰め寄ったものの、逃げ切って1着。第2回(2019年8月)は後閑信一氏(東京)にやられたが、第1回(2016年3月)以来となるエキシビションレース勝利だ。

 レース後は「グラグラしていますよ」と気温37度という酷暑でフラフラに。それでも「弟子たちは何をしとる。(6R発売中のエキシビションを走った)師匠より先に終わっとるとは…」と、自分より先に走り終えた弟子の園田匠、小川勇介(福岡)らに辛口のエールを送っていた。

 レースには吉岡氏、小橋氏、後閑氏以外に山口幸二氏、山田裕仁氏(ともに岐阜)、内林久徳氏(滋賀)、市田佳寿浩氏(福井)が参加。7人でレースを展開した。

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