スポーツ功労者顕彰式に武豊騎手ら出席

 令和元年度のスポーツ功労者(プロスポーツ関係者)顕彰式が27日、東京都千代田区の文部科学省で行われた。JRAからは武豊騎手(51)=栗東・フリー、中村均・元調教師(71)が出席した。

 1987年にデビューしてから数々の大記録を打ち立て、2018年9月には前人未到のJRA通算4000勝を達成。26日までに通算4195勝、G1・77勝を含むJRA重賞340勝と他の追随を許さない圧倒的な実績を残している。そんな武豊に、またひとつ大きな勲章が加わった。「大変光栄なことですね。ここまで多くの方々、馬たちに支えられて、きょうこの場にいられると思っています」と語った。

 現在は日本騎手クラブの会長を務めている。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため無観客での開催が続いているが、「競馬を開催させてもらっているのは有り難いこと。ファンの方から『競馬が楽しみ』と言われるとうれしいですね。こういう時こそスポーツの力、アスリートの力を発揮したいと責任を感じながら頑張っています」と改めて強い決意をにじませた。

 また、中村均・元調教師は「私にとって身に余るもので、大変光栄です。大きな功績、実績もないのに、こんな賞を頂けるなんて」と感慨深い様子。武豊のJRA重賞初勝利(1987年10月・京都大賞典)が、同氏が管理したトウカイローマンだった。「何よりも30歳の頃、コンビを組んで頑張ってきた武豊君と一緒にもらえるのがうれしいですね」と喜びを表した。

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