【ボート】鳴門オーシャンカップカウントダウンコラム2
「オーシャンカップ・SG」(21日開幕、鳴門)
鳴門でのSGといえば石野貴之の存在が際立つ。2016年のオーシャンカップ、17年のグランドチャンピオンで優勝している。同じ場で開催のSG3連続優勝なら史上初の快挙。オーシャンカップでは3回の優勝歴があり、中心の存在と言えるだろう。
地元・徳島支部からは田村隆信が唯一の参戦。今年のSG戦線はクラシック、グランドチャンピオンは予選突破を果たした。この開催にかける思いは人一倍で、04年以来、2回目のオーシャンカップ制覇を目指す。
オーシャンカップでの実績なら松井繁が最上位だ。1998年(三国)、06年(若松)、08年(蒲郡)、13年(若松)と4回の優勝に輝いている。出場回数(22回)、優出回数(7回)はいずれもトップ。意外にもオーシャンカップは3年ぶりの参戦になるが、大得意の大会で存在感をアピールする。
勢いなら徳増秀樹だ。6月に宮島でのグランドチャンピオンを制して、念願のSGウイナー入り。鳴門は優勝4回の実績がある好相性の水面で、今回も活躍を期待できる。
岡崎恭裕は6月に鳴門のG1周年を優勝したのは調整面で大きなアドバンテージがある。連覇を目指す瓜生正義は、ドリーム戦からのスタートとなる。毒島誠は鳴門で優勝4回のうち、2回はG1。18年(若松)以来、2回目の優勝を狙う。
女子は遠藤エミ、守屋美穂、大山千広の3人が参戦する。また安河内将、高野哲史がSG初出場を果たす。