【宝塚記念】キセキ出た!自己ベスト 久々のVへ好調アピール

 「宝塚記念・G1」(28日、阪神)

 自己ベストで好調をアピールした。キセキは24日、栗東坂路で4F51秒1-37秒4-12秒7。水曜3位となる好タイムで、自身が18年3月に記録した52秒4を1秒3も更新した。「それなりにしっかりとやっておけば、という感じ。良かったと思います」と角居師も満足げに話した。

 武豊と初コンビを組んだ前走の春盾が6着。それでも、再審査明けだったゲートをクリアして収穫はあった。名手も「折り合いを欠いたけど、最後まで止まっていない。2200メートルの方がいい」と感触をつかむ。

 指揮官も思いは同じ。「距離が長いかなと思っていた。ゲートに課題があって出さないといけなくて押した分、力んでいた。今度は短くなるので安心して競馬できると思う」。17年菊花賞を最後に勝ちから遠ざかっているが、19年の2着馬。ユタカを背に久々のVを狙う。

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