【オート】73歳の鈴木章夫が最年長勝利新記録 「あまり騒がないでください」

最年長勝利の日本記録を更新した鈴木章夫
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 「第6回チャリロト杯」(7日、浜松)

 73歳290日の鈴木章夫=浜松・2期=が、開催3日目の3Rを快勝し、公営競技史上最年長勝利記録を塗り替えた。従来の記録はオートレースの谷口武彦(浜松、引退)が、2015年9月4日の浜松4Rで達成した73歳280日。鈴木が4年9カ月ぶりに更新した。

 レースでは、20線2車の外、5枠から鈴木はスタートした。4番手から73歳とは思えないスピードで追い上げ、3周4角で青嶋裕治(浜松)を、5周3角で上村敏明(浜松)を、6周3角で逃げた交川陽子(浜松)を差して豪快に抜け出した。上がりタイムは3秒487(100メートル平均)だった。

 「記録ですか?知らなかったです。1着だったのがうれしいだけです。日本記録といっても…。あまり騒がないでください。今後の目標ですか?一戦一戦頑張って無事に走れればいいです」といつも通り控えめだった。

 鈴木は他に公営競技最年長優出記録(73歳10日)、G1の最年長勝利記録(73歳118日)、G2の最年長勝利記録(72歳223日)も保持している最年長記録コレクターだ。1964年9月にデビュー以来、55年9カ月で通算1353勝。今年3勝目だった。通算獲得賞金額は11億7476万円(6日現在)。

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