【オークス】スマイルカナ快逃再び!枠も問題なし 高橋祥師「いつも通りの競馬を」

 「オークス・G1」(24日、東京)

 好ムードが漂っている。桜花賞で快速馬レシステンシアの出ばなをくじき、果敢にハナを奪って3着に粘ったスマイルカナは22日、美浦北の角馬場で体をほぐした。高橋祥師は「いいですね。落ち着いているし、いつも通りです」と温和な笑みを浮かべる。レース2日前ということで軽めの調整となったが、状態の良さは目立っている。

 気になるのは今回の戦法。この馬の出方次第でレースの展開は大きく変わる。「ほかのことは何も考えていません。いつも通りに出て、いつも通りの競馬をするだけ」。師のまなざしに迷いは見られない。逃げることがこの馬の力を最大限に発揮できると信じている。

 今が伸び盛りとばかりに、ここにきて馬も変化している。「阪神へ2回行った後でも回復が早く、こちらが思っている以上に変わってきていると感じました」と成長を実感。「体も全体的に大きくなっているし、張りを増しています」と目を細める。実戦を重ねるごとにたくましくなっている。

 枠は4枠8番。師は「いいところですね」と自然な形でハナを奪える好枠に満足げだ。フェアリーSを制し、桜花賞3着の実力はダテではない。自分の競馬に徹し、この馬に携わった関係者の全てが笑顔になる走りを見せる。

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