【皐月賞展望】コントレイル、サリオスが中心

 「皐月賞・G1」(19日、中山)

 無敗のG1馬2頭による直接対決。最優秀2歳牡馬の座に輝いたコントレイルは、新馬戦-東スポ杯2歳S-ホープフルSと3戦3勝で、いずれもメンバー最速の上がり3F時計を記録し、余裕のあるレースぶりだった。スケールは大きい。1週前は栗東CWで3頭併せを行い、軽快な動きを見せて先着。騎乗した福永は「筋肉の質は弾力に富んできているし、直線も後ろで我慢できていた」と動きを評価。態勢面に抜かりはない。

 もう1頭のサリオスは、新馬戦-サウジアラビアRC-朝日杯FSと3連勝中。前走の朝日杯FSは差し馬に有利な流れのなか、好位から正攻法の競馬をして後続に2馬身半差をつけた。森助手は「3月7日の帰厩当初と比べて、落ち着きが出ています。馬体を含めて高いレベルで安定していますね」と休み明けでも力を出せる仕上がりにあることを強調する。

 新馬戦こそ6着に敗れたものの、続く未勝利戦から3連勝で弥生賞を制したサトノフラッグ。ホープフルS3着馬のワーケアに完勝しており、素質の高さではG1馬2頭に引けは取らない。

 すみれSを制したレクセランスもデビューから3連勝中。関東に初遠征など、越えなければならないハードルはあるものの、高いポテンシャルを秘めている。

 他では出世の登竜門と言われている共同通信杯を制したダーリントンホール、スプリングSの覇者ガロアクリーク、京都2歳Sを勝ったマイラプソディ、京成杯を勝ち上がったクリスタルブラックに注目だ。

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