ミシェル大井初勝利で14勝目 「サウジ前にもっと勝ちたい」

 南関東4場制覇を“win”ポースで喜ぶミカエル・ミシェル
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 ミシェルが待望の大井初勝利-。短期免許で参戦するフランス人女性騎手のミカエル・ミシェル(24)=川崎・山崎裕=は24日、大井競馬8Rを5番人気のアモローサで逃げ切って地方通算14勝目。これで南関東4場すべてで勝利をマークした。

 他の川崎、船橋、浦和の3場では、コンスタントに勝っていたミシェルだったが、大井では前開催からここまで30戦未勝利。それだけにレース後は「また一つハードルを乗り越えられた。(昨夏の)札幌で勝った馬と同じオーナーの馬で勝てて本当にうれしい」と笑顔を振りまいた。

 この日は振替休日とあって、ウイナーズサークルでの写真撮影の際には、スマホを掲げるファンであふれる人気ぶり。「日本の人たちの競馬場での応援はすごい。いい雰囲気で祝福してもらえて最高です」と感激した。

 この週末は、騎手招待競走「STCインターナショナルジョッキーズチャレンジ」(28日、キングアブドゥルアジーズ)への出場でサウジアラビアに遠征するため、今開催の騎乗は25日まで。「サウジに発つ前に、もっともっと勝ちたい」と、6鞍に騎乗する25日の2日目へ闘志を燃やしていた。

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