UAEオークス日本馬セラン勝って米G1へ
「魁!海外馬券塾」(19日)
日本時間きょう深夜発走のUAEオークス・G3(UAEメイダン)は6頭立てで行われ、日本のセランは2番枠に入った。
5番ドバイラヴは英国の芝1700メートル戦でデビュー勝ち。2戦目のオールウェザー1600メートル戦は逃げて2着、ドバイでオープン戦(ダート1400メートル)を4着の後、UAE1000ギニー(ダート1600メートル)を3番手追走から鋭く伸びて快勝した。
6番ダウンオンダバイユーは軽快なスピードを持つ逃げ馬。未勝利戦を楽勝後、オープン戦とUAE1000ギニーで連続2着。前走でドバイラヴとの着差は3馬身ほどだった。
1番アスコットブラスはノルウェーとスウェーデンで2歳時に5戦4勝も、初ダートのUAE1000ギニーでは15馬身差の5着。3番タピスーと4番ケアレスウィスパーはともに未勝利馬だ。
日本で牡馬相手に新馬戦と呉竹賞を勝っているセランは、実績的には上位の存在。ここを勝ってケンタッキーオークス・G1(5月1日・米チャーチルダウンズ)の出走権を手に入れたいところだ。
なお、同日のオープン戦では笠松の水野翔騎手がマカオ調教馬ファスバに騎乗。昨夏にマカオで重賞を含む2連勝と好相性の同馬でドバイ初騎乗初勝利を狙う。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)