【日経新春杯】モズベッロが重賞初制覇

鋭く抜け出すモズベッロ(左)=京都競馬場(撮影・石湯恒介)
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 「日経新春杯・G2」(19日、京都)

 格上挑戦ながら単勝2番人気の支持を集めたモズベッロ(牡4歳、栗東・森田)が、鮮やかな差し切りで重賞初Vを飾った。道中は好位の内で流れに乗ると、手応え十分に直線に向く。直線で外に持ち出すと、鞍上の右ステッキにこたえて力強い伸びを披露。軽ハンデ52キロを味方に後続の追撃を封じ込め、2馬身半差でゴール板に飛び込んだ。勝ち時計は2分26秒9。

 初騎乗の池添は「強かったですね。初めてだったんですが、長くいい脚を使う馬という印象があったので、ポジションを取りながらレースを進めて行きました。3コーナーでアフリカンゴールドの後ろをうまく取れて、勝負どころでうまく外に出すことができましたね。直線で追いだすといい脚を使ってくれました」と笑顔。「直線は内にモタれながらでしたし、体は成長途上でハミに頼りながら走っていました。その分、まだまだ強くなると思います」と今後の成長に期待した。

 2着には5番人気のレッドレオン、3着に11番人気のエーティーラッセンが入った。

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