【京成杯】ビターエンダー仕上がり良好 右回り不問!相沢師「期待しています」

 「京成杯・G3」(19日、中山)

 2カ月半ぶりの実戦となるビターエンダーは16日、美浦Wでの併せ馬で成長ぶりを誇示。コース変わりも問題なく、重賞奪取へ気合満点だ。

 ビターエンダーが気分良さそうに美浦Wを駆け抜けた。ヘイワノツカイ(4歳1勝クラス)を相手に道中は約4馬身先行し、直線は外へ回って併入。5F69秒5-39秒8-12秒6をマークした。相沢師は「先週ビッシリやっているから、今週はこれで十分。ソエで休ませたけど、馬体重は前走と同じくらいで仕上がりはいい」と体調面に自信を見せる。

 前走は直線で抜け出した後、馬場の中央から内ラチ沿いまで切れ込むシーンも。「歯替わりができていなくてハミ受けが悪かった。今は歯が抜けているから大丈夫。右回りになっても」とコース変わりは意に介さない。

 デビュー前から、札幌2歳Sを制した僚馬ブラックホールと同等以上の評価をされていた期待馬。初の重賞挑戦も「期待しています」と指揮官はきっぱり。厩舎は違えど、ヒダカBUの勝負服で父オルフェーヴルといえば、18年皐月賞を制したエポカドーロと同じ。偉大な先輩に続きたい。

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