【愛知杯】パッシングスルー 環境変化も動じない 黒岩師「負担かけることできた」

 「愛知杯・G3」(18日、小倉)

 パッシングスルーは15日、上々の動きで気配の良さを示した。

 既に9日に栗東入りしているパッシングスルーは、坂路で4F52秒1-37秒9-12秒5をマーク。美浦から駆け付けて動きを見届けた黒岩師は、「最後まで足取りはしっかりしていましたね。輸送で体が減っていないので、負荷をかけることができました」と狙い通りの内容に納得の表情だ。

 前走の秋華賞こそ10着に敗れたものの、大崩れすることがない堅実タイプ。「気持ちの切り替えが上手で、環境の変化にも動じません。精神的にもどっしりしたタイプ。(初めての)小倉にも適応してくれるのでは、と思っています」とトレーナーは期待をかける。レース前日の17日に小倉へ向かう予定。昨年1月のシンザン記念(4着)以来となる池添とのコンビで、2つ目のタイトル奪取へ意気込む。

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