【ホープフルS展望】前走衝撃V飾ったコントレイルが主役

 「ホープフルS・G1」(28日、中山)

 今年を締めくくるラストG1。東スポ杯2歳Sで衝撃的なレコードVを決めたコントレイルが主役を張る。デビューから2戦2勝。矢作師は「コーナー4つの中山に変わるけど、来年を考えればそれくらいは克服してくれないとね」と期待は大きい。18日の1週前追い切りでは栗東CWでスマートセラヴィー(3歳3勝クラス)と併せ馬を行い、6F80秒4-37秒7-12秒1の好時計で併入した。まずはひとつ目のタイトルを手にして、来年のクラシックに夢をつなげる。

 ワーケアは新馬戦、アイビーSと完勝。「相手は強いが、こちらも底を見せていない」と手塚師は期待十分。札幌2歳Sの覇者ブラックホールにも注目。4カ月ぶりの実戦でも、主戦の石川がつきっきりでケイコをつけている。「1週前はビッシリとやれたし、ジョッキーも“大丈夫”と言っていた」と相沢師。仕上がりに不安はない。

 萩Sを制したヴェルトライゼンデ、芙蓉S勝ちのオーソリティも魅力十分。東スポ杯2歳S3着の超良血ラインベックも前進がある。

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