サリオスのローテに注目 サトノフラッグ年明け5日出走(21日POGブログ東)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお贈りするPOG情報。すでにデビューしてクラシック戦線を見据える良血馬から、これからのデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週の朝日杯FSは1番人気のサリオス(牡、美浦・堀)が完勝。筋骨隆々のハーツクライ産駒が無傷の3連勝でG1タイトルを手にしました。血統的に距離を延ばしてどんなパフォーマンスするかという期待はありますが、デビューから一貫してマイルを使っているあたりに陣営の適性に対する考え方が出ているのかと思います。来年、どんなローテーションを組んでくるか非常に興味深いですね。

 今年のJRA賞最優秀2歳牡馬はホープフルSのコントレイル(牡、栗東・矢作)の結果が最重要となってきそうです。関東で注目を集めるワーケア(牡、美浦・手塚)は2週続けて霧の中で追い切り。残念ながら動きをはっきり見ることはできませんでしたが、かなり順調に仕上がってきている様子。こちらも楽しみですね。

 ひいらぎ賞はディープインパクト産駒のスマイルカナ(牝、美浦・高橋祥)が逃げ切りV。6番人気と評価は高くありませんでしたが、鮮やかでしたね。この形なら安定して力を発揮してくれそうです。

 14日の中山未勝利(芝2000m)を勝ったゼノヴァース(牡、美浦・藤沢和)が一気にパフォーマンスを上げてきましたね。ホープフルSに登録がありましたが、どうやら回避。来年に期待です。サトノフラッグ(牡、美浦・国枝)はマーフィーで1月5日の中山1勝クラス(芝2000m)へ。(馬三郎美浦支局・木村)

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