「朝日杯FS・G1」(15日、阪神)
スピードの違いでビアンフェがハナへ。これに追随する先行勢も多数おり、先週の阪神JFと同様にペースは速くなりそうだ。
前進気勢の強いタイセイビジョンは、この流れを味方に中団で折り合いに専念。自慢の瞬発力はメンバー随一。名手のエスコートで栄冠をつかみ取る。
自在性のあるサリオスは好位から。過去2戦との流れの違いに戸惑わなければ上位争いは確実。逆にレッドベルジュールは、後手に回ると不発の恐れも。鞍上の手腕に期待がかかる。
時計の速い決着になれば、内々をロスなく立ち回った馬が上位に進出。ジュンライトボルト、ペールエールを警戒したい。