【ボート】GP&QCカウントダウンコラム11

 「グランプリ・SG」(17日開幕、住之江)

 ◆男子2位・吉川元浩

 2019年前半の話題は吉川が独占した。改元をまたぎ、平成最後の3月クラシック、令和最初の5月オールスターとSG連覇。夏を迎える前に獲得賞金1億円を突破した。

 グランプリは2年連続5回目の出場。今年は賞金ランク2位で2nd組からの出場だ。「初戦の枠もそうだし、いいエンジンを引けるのが大きい」と意気込む。

 初めてのナイター開催。「住之江はナイターばかり走っているので、そこは気にしていない。寒い分、ペラも合わせやすいと思っている。あとは落ち着いてしっかり走るだけ」と07年以来2回目の優勝を目指す。

  ◇  ◇

 「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(28日開幕、徳山)

 ◆女子2位・遠藤エミ

 遠藤にとって、今年ここまで不本意な一年。昨年は6回を数えた優勝が、まだ3回にとどまり、ここ一番での取りこぼしも目についた。「今年はレースをした感じがない。失敗も多かった。一年間、何をしていたんだろう」と振り返る。

 さらなる高みを目指して、整備やペラ調整で試行錯誤を続ける。「まだ正解には当たってないが、少しでも何かはつかんでいるはず」。その手応えが、11月のG2・レディースチャレンジカップ(桐生)の優勝。頂上決戦を残して、このままで終わるわけにはいかない。2年ぶりのクイーンズクライマックス優勝で、2回目の賞金女王の座を狙う。

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