【チャンピオンズC】2番人気のクリソベリルが無傷のまま秋のダート王に

直線でゴールドドリーム(左)らをかわすクリソベリル(右)
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 「チャンピオンズC・G1」(1日・中京)

 恐るべき強さだ。3歳馬クリソベリルが古馬も撃破。無傷の6連勝で秋のダート王に輝いた。

 予想通りインティが先手を奪い、これの直後の内々で折り合いに専念。ラストは逃げ込みを図るインティに、外からゴールドドリームが襲いかかる。すると何と、この2頭の間に突っ込んで力の入る追い比べに。ここでグイッと末脚を伸ばし、一昨年の覇者を首差かわした。タイムは1分48秒5。

 ようやく今年のJRA・G1初制覇となった川田将雅騎手は「いい流れで、この馬としてはリズム良く走れていたと思う。(直線は)両サイドが素晴らしい馬で、なかなか抜け出すのは難しかったが、併せ馬の形からよく伸びてくれた。改めて強さを感じました。まだ負けていないし、成長しながら力をつけている。もっと強くなる馬。楽しみですね」と淡々と勝利の味をかみしめていた。

 2着に一昨年の覇者で1番人気のゴールドドリーム、3着に3番人気のインティが粘り、上位人気馬同士の決着となった。

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