【マイルCS】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

 「マイルCS・G1」(17日、京都)

 京都競馬場のある京都府南部の日曜の天気予報は晴れ。土曜も終日好天だっただけに、パンパンの良馬場で行われそうだ。G1と同じ芝外回り1600メートルで行われた土曜京都7R(3歳以上1勝クラス)の勝ち時計は1分34秒0。前半5F59秒0と決してスローではなかった。芝は全体的に例年よりも時計を要していた印象だ。ペースが流れても1分32秒台後半から33秒台前半、流れが落ち着けば1分33秒台後半の決着とみる。

 今週からCコースに変更。芝は内の状態もいいが、流れ次第では外からの差し馬の台頭もある。一方で適度に時計はかかっており、軽い芝の高速決着が得意な馬より、ある程度力のいる馬場で結果を残してきたタイプを狙うべきだろう。ペースを見ながら運べる自在性も求められそうだ。

 マイスタイルは、好位からでも、控えても競馬ができる機動力が武器。内めの枠を引き当てたここは、その自在性をフルに生かせそうだ。全5勝中4勝が稍重から重馬場で、残りの1勝も洋芝での函館記念(良馬場)。3走前のダービー卿CT3着時には、1分31秒7という時計勝負にも対応しているが、米国系である母方の血統が出ており、タフな馬場も全く苦にしない。今の京都の芝はピッタリだろう。ベテラン田中勝がラチ沿いでペースを見ながら脚をため、スムーズに直線を向けば、大仕事のシーンがあっても驚けない。

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