【武蔵野S】伏兵ワンダーリーデルが重賞初制覇 横山典「強かったね」

 「武蔵野S・G3」(9日、東京)

 9番人気のワンダーリーデルが、直線一気の末脚で重賞初制覇を決めた。

 予想通りにドリームキラリが速いペースで逃げたが、これを中団につけて末脚温存。直線残り200メートル過ぎで外からスパートすると、一気に先行馬をかわし去って先頭へ。最後はタイムフライヤーの猛追も楽々と抑え、1分34秒6のタイムで。チャンピオンズC(12月1日・中京)の優先出走権を獲得した。

 初めて手綱を取った横山典弘騎手は「強かったね。自在性のある馬だなとみていたけど、ベストのポジションから行けたし、思っていた以上にはじけてくれた。堅実に走ってくれるし、距離も心配ないと思う」と話した。

 2着に8番人気のタイムフライヤー、3着には13番人気のダノンフェイスが入り、3連単は235万超馬券となり波乱となった。1番人気のエアアルマスは11着に敗れた。

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