【京王杯2歳S】タイセイビジョンがレコードで重賞初V 菜七子は5着

 京王杯2歳Sを制したタイセイビジョン(撮影・園田高夫)
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 「京王杯2歳S・G2」(2日、東京)

 1番人気のタイセイビジョンが楽々と抜け出し、デビュー3戦目で待望の重賞初制覇を達成した。

 課題のスタートは決まったものの、スローで流れた序盤は後方でかなり行きたがった。これを鞍上のルメールが必死になだめての追走。3角過ぎでようやく落ち着くと、その後はスムーズな走りに。楽な手応えで直線の坂を駆け上がると、残り200メートル過ぎで逃げたビアンフェをとらえて先頭へ。そのまま差を広げ、最後は2馬身差で快勝。1分20秒8はレコードタイムとなった。

 この日5勝目となったクリストフ・ルメール騎手は「スタートがとても良かった。少し掛かってコントロールが難しかったけど、3、4角ではリラックスしてくれたし、その分、最後はいい脚を使ってくれた。次はもっと良くなると思うし、リラックスして走れれば、1600メートルまではいけると思う」と暮れのG1を見据えた。

 2着は3番人気のビアンフェが粘り、3着には4番人気のヴァルナが入った。藤田菜七子騎乗の5番人気グレイトホーンは出遅れも響いたが、ラストは良く伸びて5着と掲示板をキープした。

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