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【POG】2歳馬総括26日 大器リアアメリアが直線一気 菊花賞馬弟も無傷2連勝

 「第8回アルテミスS・G3」(芝1600m)が26日、9頭が出走した東京11Rで争われ、1番人気に支持されたリアアメリア(栗東・中内田)が直線一気で快勝した。また、同日の京都9Rのリステッド競走・萩S(芝1800m)は、スミヨン騎乗の1番人気ヴェルトライゼンデ(栗東・池江)が、デビューから無傷の2連勝で制した。

 世代ナンバー1牝馬の座へ王手をかけた。アルテミスSは単勝1・3倍の1番人気に支持されたリアアメリアが無傷の2連勝で重賞初制覇を決めた。序盤こそ折り合いを欠き気味だったが、鞍上・川田がなだめて最後方から末脚を温存。直線坂を上がってからのゴーサインに応えると、一気にエンジン全開。ラスト200m過ぎで、先行勢を外から並ぶ間もなくかわし去ると、そのまま先頭でゴールした。勝ちタイムは1分34秒3。3/4馬身差の2着は好位から伸びた2番人気のサンクテュエール、さらに半馬身差の3着には逃げた5番人気のビッククインバイオが粘った。

 初の長距離輸送に初の左回り。さらには5カ月ぶりでプラス20キロの馬体も、全て問題なかった。序盤こそスローの流れに折り合いを欠き、口を割って頭を上げるシーンもあったが、直線では圧倒的な能力の違いを見せつけた。雄大なフットワークでグイグイと伸び、鞍上の右ステッキに並ぶ間もなくライバルたちをかわし去ると、ゴール前では手綱を押さえる余裕もあった。

 川田は「思っていた以上に着差はつきませんでしたが、遅いペースでも辛抱できたし、いろいろなことを、いっぺんに経験することができましたね」と冷静に振り返った。中内田師も「イメージ通りの競馬ができました。若さをのぞかせる面もありますが、まだまだ成長すると思います」と、収穫の多かった一戦だったことを強調した。次走はもちろん、阪神JF(12月8日・阪神、芝1600m)へ。「また違うタスクが出てきますが、それを馬がこなしてくれれば」と、昨年のダノンファンタジーに続く2歳女王の座を狙う。(採点・★★★★★)

 また、京都9Rのリステッド競走・萩S(芝1800m)は、スミヨン騎乗の1番人気ヴェルトライゼンデ(栗東・池江)が、デビューから無傷の2連勝を達成。道中は3、4番手の外で運び、直線は馬場のいい真ん中へ。内の5番人気エカテリンブルク、外の4番人気シリアスフールとの叩き合いとなったが、最後はこれらを半馬身退けて先頭でフィニッシュした。勝ちタイムは1分50秒8。1歳上の兄は先週のG1・菊花賞を勝ったワールドプレミア(父ディープインパクト)。2着はシリアスフール、さらに首差の3着にはエカテリンブルクが入った。

 スミヨンは「緩い馬場を気にしながら走っていた。良馬場ならもっと切れるだろう」と素質の高さを絶賛。池江師は「本日中に放牧に出します。次走については現時点では未定」と語った。(採点・★★★★☆)

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