【みやこS展望】今が伸び盛り!スマハマが重賞初Vへ虎視たんたん
「みやこS・G3」(11月3日、京都)
昨年はJBC競走が京都開催だったため施行されなかった。1着馬に優先出走権が与えられるチャンピオンS(12月1日・中京)の前哨戦。G1馬など、実力馬がそろった。
注目はスマハマ。馬券圏外に敗れたのは4着だった新馬戦だけ。〈4、1、1、1〉と底を見せていない新進気鋭だ。8カ月ぶりだった東海Sこそ3着に敗れたが、前走が圧巻のレコード勝ち。休養を挟みながら、着実に力をつけてきた。高橋亮師も「いい感じで成長曲線を描いている」と期待を込める。
フェブラリーSの覇者インティは帝王賞で6着敗退。展開にも恵まれなかったか。今回、斤量を背負うが、「折り合いに進境がうかがえる」と立て直した効果が見込めそうだ。ウェスタールンドは昨年のチャンピオンズC2着馬。6カ月半ぶりの実戦となるが地力は間違いなく上位の存在。スミヨンとの新コンビも魅力だ。
シリウスS2着のアングライフェンは距離短縮が鍵。逃げてしぶといリアンヴェリテ、距離にメドを立てたキングズガードなど、多彩なメンバーだ。

