【ボート】イケメンレーサーの永井彪也が、G1初優出で初優勝

 ヤングダービーを制した永井彪也(中央)は仲間から祝福される
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 「ヤングダービー・プレミアムG1」(23日、三国)

 イケメンニュースターの誕生だ。1号艇の永井彪也(26)=東京・109期・A1=が断然人気に応えてインから押し切り、G1初優出で初優勝を飾った。賞金1100万円をゲットし、来春に地元の平和島で行われるSG・ボートレースクラシック(20年3月17~22日・平和島)の出場権を手にした。2着は4コースから鋭く差した豊田健士郎。村岡賢人との競り合いを制した福田宗平が3着に入った。

 ボート界に人気と実力、そしてルックスも兼ね備えた新世代のスターの誕生だ。永井はインからコンマ17のSを決めて1周1Mを先マイ。バックでグイッと伸びてあっさり決着を付けた。絶好枠でのG1初優出での初V。巡ってきたチャンスをきっちりモノにした。

 「前日の夜から緊張していたけどレースは落ち着いて走れた。素直にうれしい」とホッとした表情。「安定板が付いたけど変わりなくいい状態で臨めた。Sは全速で行けたし、1周1Mは何百回もしたイメージ通りだった」とニンマリ。ゴールを過ぎてから会心のガッツポーズを決めた。

 優勝は17年8月の多摩川以来、2年1カ月ぶり5回目。優勝賞金1100万円をゲットして、賞金ランクも97位から一気に36位までジャンプアップさせた。また、来春に地元で行われるボートレースクラシックの出場権利を獲っただけでなく、チャンレンジカップ(11月19~24日・桐生)出場のチャンスも出てきた。

 「チャレンジカップは出たい。目標はSGを獲れるような選手になって、グランプリに出場したい」と目が輝かせた。ターンスピードは20代選手の中ではトップクラス。若手選手の頂点に立った“イケメンレーサー”が、SG戦線でもさらなる輝きを放つ日もそう遠くはなさそうだ。

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