G1馬妹ホウオウピースフルは百日草特別へ(21日・POGブログ・東)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお贈りするPOG情報。すでにデビューしてクラシック戦線を見据える良血馬から、これからのデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 16日の中山新馬戦(芝1600m)はミスエルテの半妹ミアマンテ(美浦・木村)が快勝。直線で抜け出す時の力強さは418キロの小柄な馬体を感じさせないものでした。気性が難しい血統なので、そこが出なければかなりの出世が見込めそうですね。次走は未定。

 同日の中山未勝利(芝2000m)では、コロンドール(牡、美浦・和田雄)が、4角で外に振られる不利がありながらも差し切る強い内容で勝ち上がりました。次走が楽しみと思っていましたが、レース後に剥離骨折が判明。幸い軽度で時間を要するものではないとのことですが、復帰は来年になりそうです。

 同じくこの日の未勝利戦(芝1600m・牝馬限定)を勝ったオムニプレゼンス(牝、美浦・国枝)は全兄にエデリー、近親にワールドエースがいる良血。次走はアルテミスSを予定している。

 また、15日の中山未勝利(芝1800m)では、ジェラペッシュ(牝、美浦・尾関)が逃げ切りV。「まだ仕上げ切っていないなかでの勝利ですからね。上積みがあると思います」と師。次走はサウジアラビアRCを視野に入れているとのこと。

 一方、8月の札幌新馬戦で強い勝ち方をしたホウオウピースフル(牝、美浦・大竹)の次走が百日草特別に決まった模様。ブラストワンピースの半妹で、負かした馬が次々と好走しているレベルの高いレースの勝ち馬。どんなレースをしてくれるか楽しみですね。(馬三郎美浦支局・木村)

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