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【ボート】石野貴之が高松宮記念を初制覇 父も2回優勝のタイトルに「泣きそうです」

 「高松宮記念特別競走・G1」(10日、住之江)

 12Rで優勝戦が行われ、石野貴之(37)=大阪・90期・A1=がイン速攻で1着。G1は2017年11月の蒲郡ダイヤモンドカップ以来となる7回目、高松宮記念は初めての優勝を飾った。5コースからまくり差した原田幸哉(長崎)が2着、2周1Mで今垣光太郎(福井)をツケマイで制した田村隆信(徳島)が3着に入った。

 伝統あるタイトルの覇者に石野が名を刻んだ。勝ち取った絶好枠から逃げ切って、高松宮記念初優勝を達成。過去には元選手で父の美好さんも2回制している。「本当にこのタイトルが欲しかったので、ちょっと泣きそうでした」とレース後に振り返ったように、ゴールを駆け抜けた直後は左手でガッツポーズし、タイトルを獲得した喜びを表現した。

 直前のSG・メモリアル(大村)で優出3着、そして今回の優勝で900万円を獲得して、今年の賞金ランキングは13位に浮上。6年連続となるSG・グランプリ(12月17~22日・住之江)の出場へ大きく前進した。「大村でペラの考え方を変えたのが今節に生きたと思う。いい流れになってきたので頑張りたい」。地元での優勝で態勢は整った。まだ手にしていない年末の大舞台での頂点だけを見据えて、勢いを加速させていく。

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