【オート】青山周平がグランプリ連覇 逃げ切って初のSG完全優勝

 「オートレースグランプリ・SG」(15日、伊勢崎)

 開催最終日の12Rで優勝戦が行われ、3番人気の青山周平(34)=伊勢崎・31期=が、1枠からトップSで逃げ切り、大会連覇を達成した。SG優勝は通算5回目で、完全Vは初めて。2着は2番人気の早川清太郎(伊勢崎)、3着は1番人気の鈴木圭一郎(浜松)で、昨年と同じ着順で決着した。

 青山が初めてのSG完全優勝を果たした。準決まで4日間とも鈴木に上がりタイムで圧倒され、「タイムが足りない」と控えめだった。これで2節連続完全V。表彰対象の10連勝にもリーチをかけた。

 レースは1枠の青山が1周1角を先取りして逃げ態勢。つけて回った鈴木が同3角でまくりかけたが、青山が内で抵抗。3周4角で荒尾聡(飯塚)が鈴木に突っ込んで次位浮上も、早川が8周3角で荒尾を差して2着に。4番手に下がっていた鈴木が10周1角で荒尾を差して3着に入った。

 「1周3角はまくられると思って、必死に抵抗しました。エンジンは跳ねもなく最高で、差されないよう小さく走りました」と周平スマイル。次のターゲットは10月に川口で開催されるSG・全日本選抜。そこで史上6人目のグランドスラム(全SG制覇)を目指す。

 一方で、3着の鈴木は、史上最年少グランドスラム達成を逃した。「エンジンもタイヤも良かったんですが、青山さんにうまく乗られました。残念ですが、今日の反省を次に生かしたい」と無念の表情だった。

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