「セレクトセール２０１９」（９日、ノーザンホースパーク）

　当歳馬のセリが行われ、注目はキタサンブラックの初年度産駒で、最初に登場した「ドナブリーニの２０１９」（牡）は、ＨＩＲＯＫＩカンパニーが１億６０００万円（税抜き）で落札された。

　半姉は国内外の１２、１３年のジャパンＣを連覇、１４年ドバイシーマクラシックを制するなど、Ｇ１で７勝を挙げたジェンティルドンナ。１７年に天皇賞春秋連覇を成し遂げるなど、Ｇ１を７勝マークして一時代を築いた父のような活躍の期待がかかる。

　キタサンブラックの主戦でセールを訪れた武豊は「似てる馬もいるし、レースを一緒に乗っていたな、って思い出しますね。いい馬が多いですよ。ホント、早く乗りたいです。みんなの注目を集める馬に乗っていたんだな、と改めて感じます。ジョッキーで良かったと思いますね。清水久先生からもブラックの馬でまた勝ちたいね、って言ってもらったので。楽しみです」と話した。