【ユニコーンS】デアフルーグ仕上がった デビューからコンビを組む津村も抜群の感触

 「ユニコーンS・G3」(16日、東京)

 デアフルーグが12日、美浦Wで豪快に先着を決め、デビューからコンビを組む津村も抜群の感触だった。

 活気あふれる動きを披露した。大きく先行するアポロファントム(2歳新馬)と、ショーカノン(5歳2勝クラス)を目標に、持ったままで直線一気にスピードに乗ると、2頭を楽々とかわして2馬身先着した。手綱を取った津村は「先週、今週とすごくいい動き。最後は気分良く走らせました。少し重さが取れて仕上がった」と絶好の感触だった。

 兄姉がダートで堅実な活躍をしてきた血統だが、新馬勝ちは同馬が初めて。デビューから手綱を取り続けた鞍上は「後ろ脚が緩くてパワーはつき切っていないが、すごくダイナミックな走りで柔らかさがある。期待に応えるレースをしてくれている」と絶賛する。

 前走の青竜Sではデュープロセスの2着に敗れ、デビューからの連勝は3で止まった。最内枠で道中もまれ、直線は内ラチ沿いの狭いところを抜けてきたが首差届かなかった。リベンジマッチへ向け鈴木伸師も津村も「逆転できるんじゃないですか」と声をそろえる。

 「前走の厳しい競馬が生きる」と指揮官が期待すれば、津村は「この馬で大きいところを勝ちたい」とさらに先をにらむ。師弟で挑む12回目の重賞挑戦。コンビ初の重賞制覇と前走の雪辱を果たす。

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