【ボート】松井繁が1年半ぶりのG1優勝 イン逃げで2回目の桐生周年V

 「赤城雷神杯・G1」(5日、桐生)

 開催最終日の12Rで優勝戦が行われ、松井繁(49)=大阪・64期・A1=が、1年半ぶりにG1優勝を果たした。1号艇でインから逃げて、優勝賞金1000万円(副賞含む)とSG・クラシック(2020年3月17~22日・平和島)の出場権も獲得した。

 予選通過から優勝戦まで、松井が危なげなくトップで駆け抜けた。58回目のG1優勝は、17年12月の尼崎周年以来。桐生周年Vは17年10月以来2回目で、通算では130回目の優勝となった。

 レースは枠なり進入のインからコンマ13と的確にSを決めて先マイした。「3コースの桐生選手が見えた。まくり差しがうまい選手なので、差されないように旋回した。うまく回れたと思う」と自画自賛。機力も引き出して「勝率のないエンジンで久しぶりに動いていた。感覚を取り戻せた気がする」と収穫ある勝利となった。

 当地はきっかけをつかめる水面。2年前の10月に桐生G1を優勝したあとは、立て続けに11月の福岡、12月には尼崎でもG1周年を制した。今回は次走に地元G1の太閤賞、さらにSG・グランドチャンピオン(18~23日・多摩川)が控える。桐生ではずみをつけた“王者”松井が復権への進撃を始めた。

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