【競輪】勝瀬卓也がブロックセブンV「強く練習すれば上がっていける」
「海老澤清杯 桜花賞・G3ナイター」(21日、川崎)
最終日6Rで行われたブロックセブンは、地元の勝瀬卓也(42)=神奈川・84期・S1=が優勝し、賞金60万円を手にした。2着は小松崎大地、3着は小坂敏之で、連係した東日本3車が上位独占した。
絶好の展開を生かした。打鐘過ぎで、前を任せた小松崎が上昇して小松崎-勝瀬-小坂で主導権。別線に動きはなく、中団以下は水谷好宏-村上卓茂、今野大輔-松本大地で1列棒状のまま。勝瀬は最終ホームから全開で踏んだ小松崎を追走するだけだった。「小松崎君が掛かっていたし、まくってきた今野君も自分の横までしか来なかった。最後はギリギリ抜けるかな?という感じだった」と差し切った。
昨年12月に平塚F1で落車負傷して以降、成績を落としていたが、「練習の感覚は良くなっている。ここから、さらに強く練習すれば上がっていけるかな」と復調への弾みをつける勝利になった。