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女傑ヒシアマゾン死す 94年エ女王杯馬 主戦だった中舘師「感謝しかない」

 94年エリザベス女王杯を制したヒシアマゾン
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 1994年エリザベス女王杯などG1を2勝したヒシアマゾン(牝、28歳)が死んでいたことが17日、明らかになった。けい養先である米国のポロ・グリーン・ステーブルで15日に老衰のため。

 同馬は93年9月に中山競馬場でデビュー。同年12月の阪神3歳牝馬S(現在の阪神JF)でG1初制覇。当時は外国産馬はクラシックに参戦できず、94年にはデイリー杯クイーンCから重賞6連勝でエリザベス女王杯を制覇。2つ目のG1タイトルを獲得した。続く有馬記念ではナリタブライアンの2着に好走。女傑とも呼ばれ、96年12月の有馬記念5着がラストランとなった。

 通算成績は20戦10勝。重賞は93年阪神3歳牝馬S、94年エリザベス女王杯など9勝。獲得賞金は6億9894万8000円。

 主戦だった中舘師「非常に残念です。騎手として知名度を上げてもらったし、調教師としてやっていけるのもあの馬のおかげです。ヒシアマゾンの孫(父ディープインパクト、母ヒシラストレディの牝馬)が来年、うちの厩舎に入る予定です。一番思い出に残っているのは、94年のクリスタルカップ。乗っていてドキドキしたのはあのレースだけでした。感謝しかないですね」

 阿部雅英氏(同馬のオーナー・阿部雅一郎氏の息子)「日が沈みかけ、薄暗くなった放牧地で静かに息を引き取ったという報告を受けました。たくさんのファンに愛された幸せな馬だったと思います」

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