【ボート】123期の新人・松井友汰が50走目でうれしい初勝利

 「住之江王冠競走」(1日・住之江ボート)

 123期の新人、松井友汰(24)=大阪・B2=が初日2R、6コースからまくり差して快勝。18年11月のデビュー以来、50走目でうれしい初勝利を地元水面で飾った。

 度胸満点のスリット攻勢で白星をつかみ取った。「Sは怖かったけど追い風に変わって狙って行った」とコンマ08の快ショット。鮮やかに1Mをまくり差し、バックでグイグイと加速。1周2Mは「強気のスピード勝負」と全速ターンで先マイ。「勝利の実感は1周1Mで50%くらい。1周2Mを回って安心できました」と悠々と道中を疾走し、待望の勝利のゲートを駆け抜けた。

 「1着はうれしいけど、突然の出来事でまだ喜びの実感はない」と戸惑っていたが「地元で初勝利はうれしいです。フライングじゃないかな?と何回も確認しました」とホッとした様子。くしくも1日は新年度、そして新元号が発表された日だが「いいスタートですね」と松井のボート人生にも、新たな歴史が刻み込まれた。

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