【金鯱賞展望】勢い断然!エアウィンザーが重賞連勝を狙う
「金鯱賞・G2」(10日、中京)
チャレンジCで重賞初制覇を飾ったエアウィンザーが、勢いに乗って重賞連勝を狙う。現在4連勝中と完全に本格化。武豊が騎乗した栗東CWの1週前リハでは、3頭併せを行い、最後方からシャープな動きで最先着を果たした。辻野助手も「今ならG2のここでも」と大きな期待を寄せる。全兄に重賞3勝馬エアスピネルがいる超良血馬が、強豪を撃破し完全開花を宣言する。
17年度の最優秀2歳牡馬ダノンプレミアムが、復帰戦を迎える。ダービー6着以来となるが、丹念に乗り込まれて好仕上がり。猿橋助手は「我慢も利いて、落ち着いています」と上々の感触だ。
昨年のエリザベス女王杯覇者で、香港ヴァーズ2着のリスグラシューも、ここから始動。攻め気配はまだ良化途上だが、大目標のクイーンエリザベス2世Cに向け、弾みをつけたいところだ。
池江厩舎は17年皐月賞馬アルアイン、そして同年マイルCSを制したペルシアンナイトの豪華2頭出し。和田とのコンビが復活する17年エリザベス女王杯覇者モズカッチャンや、同舞台の中日新聞杯を制したギベオンなども、虎視たんたんと勝利を狙う。