【フィリーズR展望】アウィルアウェイ勝って桜舞台へ

 「フィリーズR・G2」(10日、阪神)

 新馬からダリア賞と連勝し、京王杯2歳Sでも2着に好走。一躍、阪神JFの有力候補になったアウィルアウェイだったが、レース後に左前脚の球節部に腫れが見られたため、大事を取って見送り。放牧へ出されて立て直しが図られた。4カ月ぶりの実戦となるが、1週前追い切りは栗東坂路で鋭い伸び脚。脚元の不安は解消された印象だ。前哨戦Vで今度こそG1の舞台へ。

 2走前の阪神JFは他馬に寄られる不利がありながらも、5着に健闘したプールヴィル。確勝を期した前走の紅梅Sは、ゴール前のたたき合いに頭差敗れ2着。クラシック出走を確実なものにするためにも、賞金加算は必須条件だ。

 勝負根性を発揮して紅梅Sを制覇したメイショウケイメイ。これで4戦3勝。勝ち方に派手さはないが、大人びたレースぶりが持ち味だ。引き続き芝1400メートルならマイナス材料は皆無に等しい。

 未勝利から500万特別を連勝中のイベリス。1週前は栗東坂路で4F52秒8-11秒7。角田師は「動けているね。先週も51秒台だし、来週はサラッとやれば十分」と仕上がりに満足げ。1Fの距離延長が課題となるが、異父姉は14年の覇者ベルカント。克服は可能とみる。

 万両賞を勝ったジュランビルは2走前のファンタジーSでダノンファンタジーの3着。重賞でも大きな差はない。フェアリーS2着のホウオウカトリーヌは、初の関西輸送がどう出るか。

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