【チューリップ賞】シェーングランツ負荷しっかり 併せ馬にならずも藤沢和師納得

 「チューリップ賞・G2」(3月2日、阪神)

 阪神JF4着の雪辱を期すシェーングランツは27日、美浦Wで厩舎の先輩ゴーフォザサミット(4歳オープン)、シンボリバーグ(5歳1000万下)を5馬身ほど追走。直線では内から差を詰めたが、馬体を併せるまでには至らなかった。それでもゴール板を過ぎてもスピードを緩めず、コーナーを回ってしっかり負荷はかけられた。

 5F69秒5-40秒0-12秒8の時計に、藤沢和師は「前2頭が行っちゃったね」と苦笑いだったが、「ゴールを過ぎてもやっているから大丈夫。先々週の計量で(馬体が)20キロくらい増えていたが、輸送で減るし、前走よりちょっと増えたくらいで出れると思う」と前を向き、順調な仕上がりをアピールした。

 直線半ばで内から外へ態勢を立て直すロスがあった前走の阪神JF。外をスムーズに伸びてきた勝ち馬に及ばなかったが、この一戦で2歳女王との勝負付けが済んだとは言い切れない。指揮官は「前走はごちゃついたからね。外に出してからはいい脚を使っていた。そういうところは(武騎手も)分かっているでしょう。(今年の)いいスタートを切りたい」と力強い。本番へ向けて、2年前の覇者でもある姉ソウルスターリングに続きたい。

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