【阪急杯展望】ダイアナヘイローが開幕馬場味方に圧倒

 今年は堂々の主役として連覇に挑むダイアナヘイロー。昨年は7番人気の伏兵扱いだったが、逃げて強豪牡馬を完封。引退する調教師に花を添える走りを見せた。その後は9、7、11、3着と勝利から遠ざかっていたが、前走の阪神Cを鮮やかに逃げ切り、好相性の舞台で復活した。開幕週の絶好馬場と条件は申し分なし。スピードで圧倒する。

 フェブラリーSを回避し、こちらに回ってきたレッツゴードンキ。17年高松宮記念から国内のスプリントG1では3戦連続で2着と芝トップスプリンターの一角を担ってきた実力馬だが、昨秋のスプリンターズSでは5着敗退。やや年齢的な衰えを感じさせる内容だった。それでも実績的に対抗評価以下には落とせない。

 阪神Cは惜しくも2着に敗れたミスターメロディ。勝ち馬をマークするように2番手で運んで直線へ。いったんはかわすかの勢いだったが、最後は脚色が同じになり、半馬身差まで迫ったところがゴールだった。昨春はファルコンSを制して、NHKマイルCでも0秒2差の2着。ポテンシャルは高い。明け4歳の成長力で逆転劇を狙う。

 スターオブペルシャは芝1400メートルでは〈4・3・4・2〉の距離巧者。前走の阪神Cでも、中団のインからメンバー最速の上がりで差し込み3着。内々をロスなく立ち回ったのは確かだが、得意距離なら重賞でも通用することを証明した。そろそろ重賞Vが視野に。

 ロードクエストは同距離のスワンSを大外一気の競馬でV。距離短縮での前進がありそうだ。条件戦を3連勝中のエントシャイデン。これまで重賞では結果が出ていなかったが、どこまでやれるか注目だ。

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