【東京新聞杯】インディチャンプ3連勝で初タイトル 福永「G1でも活躍してくれる」

 「東京新聞杯・G3」(3日、東京)

 勢いは止まらなかった。1000万下、準オープンと連勝で挑んだインディチャンプが重賞初制覇。スタートで1馬身ほど出遅れたが、コースの内をスルスルと上がり、4角では6番手に浮上。直線は馬群を割って抜け出し、ラスト1Fで先頭に立つと、フワフワする場面があったが何とか後続を振り切った。

 福永は「遊んでしまう馬だからとは思っていたが、このメンバーならさすがに早め先頭はないだろうと思っていた。それが抜け出しちゃって、案の定遊んでいた」と振り返り、「課題のある中で重賞を勝ってくれて、その分伸びしろがあるということ。G1でも活躍してくれる。期待できる」と先を見据えた。 音無師も能力の高さに目を見張った。「スタートのことは頭に入っていなかった。ケツから外を回すかと思ったけど、内から上がって行ったからね。あそこで脚を使ってどうなることかと思っていたが、早めに抜けたね。それだけ課題があって伸びるんだから強いよ」と声を弾ませた。

 今後は放牧へ。春の大目標は安田記念(6月2日・東京)だ。直行するか前哨戦を使うかは未定だが、鞍上は「同じ舞台で結果が出せた。期待できる」と本番も楽しみな様子。指揮官は「父がステイゴールドだけど、母(の血統)がマイラーにしてるんじゃないかな」と分析。マイル戦線の主役へと一歩踏み出した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス