【ボート】デビュー3年2カ月の中村泰平が住之江でデビュー初Vを飾る
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「第61回GSS競走」(17日、住之江)
蒲郡のフレッシュルーキーに選ばれている中村泰平(22)=愛知・117期・B1=が12Rの優勝戦で、3コースから差し切り、15年11月のデビュー以来、3年2カ月で初の優勝を決めた。「夢みたいです。うれしいです」と笑顔が止まらなかった。
Sは「入っていると思って行った」とコンマ07の快ショット。1周1Mでは、2コースからコンマ02のトップSを決めた島川がまくりを敢行するも、インの西村が猛抵抗する形に。内側2艇が流れたところを的確に差して抜け出し、そのまま先頭でゴールを駆け抜けた。「(2回目の優出だったが)あまり意識せず、自分の中でいつも通りに行こうと思って行った。(島川選手が)攻めていくのが見えたので、しっかり展開突こうと思って冷静に行きました」と顔をほころばせた。
近走は不振が続き、A2からB1に降格したばかり。「今のこれでいい方向に行けたかな」と前を向いた。今年の目標に掲げていた“初優勝すること”を1月で早々とクリア。「次はA1昇格と、記念に出られる選手になりたいです」と、さらなる飛躍を誓った。