「２０１８年度ＪＲＡ賞」の受賞馬選考委員会が８日、東京都港区のＪＲＡ六本木本部で行われ、デビュー４連勝で朝日杯ＦＳを制したアドマイヤマーズが、最優秀２歳牡馬に輝いた。ホープフルＳを制したサートゥルナーリアも無傷の３連勝だったため、１５３票ＶＳ１２３票の接戦となったが、最後はデイリー杯２歳Ｓを含め、重賞２勝を挙げた前者に軍配が上がった。

　友道師は「受賞と聞いてホッとしました。栗東に初めて入厩した時から２歳という感じではなく、古馬のような風格のあった馬。思い通りに調整できましたし、それが実戦に結びついてくれました」と喜んだ。今後は共同通信杯（２月１０日・東京）から皐月賞（４月１４日・中山）へ。「距離が延びていきますが、大丈夫なんじゃないかなと思っています」と期待は大きい。