【ホープフルS】ブレイキングドーン“躍動~ん” 福永「いい方向に成長している」

 「ホープフルS・G1」(28日、中山)

 もう強い調教は不要だ。ブレイキングドーンは25日、福永を背に栗東坂路で単走。序盤は意識的に落ち着いて入ると、残り2F過ぎから加速を開始する。最後までノーステッキだったが、後肢でウッドチップを大きく跳ね上げ真一文字に登坂。4F57秒0-41秒1-12秒4。その時計以上に躍動感があった。

 2週連続でまたがった鞍上は「入りはゆっくりやったけど、金曜日の競馬だしね。輸送もあるし、やり過ぎない方がいい」と納得の表情を浮かべる。「先週ビッシリとやっているし、前回より体の締まりも良くなった。動けると思う」と上積みを強調した。

 前走は重賞の京都2歳Sで2着。萩Sを放馬で取り消し、5カ月ぶりの実戦となった影響もあった。柴田助手は「今回は使ってから順調ですしね。1回使ったことで反応が良くなっている」と感触は申し分ない。長所は心肺機能の高さ。「けさの追い切り後もケロッとしていましたし、あんまりヒーヒー言っているのを聞いたことがないです」と目を丸くするほどだ。

 「いい方向に成長している。一瞬の切れというより、長くいい脚を使えるタイプ。パワーもある」とユーイチも楽しみにする一戦。タイトルをつかみ、クラシックの主役に躍り出るか。

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