「ジャパンＣ・Ｇ１」（２５日、東京）

　超絶レコードで古馬を一蹴－。圧倒的１番人気に推された三冠牝馬アーモンドアイが、従来のＪＲＡレコードを１秒５上回る驚異的なタイムで圧勝した。

　絶好の最内枠から好スタートを決め、道中は内々の３番手を悠然と進む。最後の直線、逃げ込みを図るキセキを目標に猛スパート。あっさりとかわして、１２年ジェンティルドンナ以来、史上２頭目となる３歳牝馬Ｖを飾り、４つ目のＧ１タイトルを手にした。

　「素晴らしい馬。ペースは速かったけど、ずっとリラックスして、直線もよく伸びてくれた」と愛馬をたたえたルメールは、これで今年のＪＲＡ主催Ｇ１８勝目となった。

　２着はキセキ、３着にはスワーヴリチャードが入った。