【東スポ杯2歳S】ルヴォルグ新たなスター候補へ 2歳馬絶好調の藤沢和厩舎期待馬

 「東スポ杯2歳S・G3」(17日、東京)

 昨年はのちのダービー馬ワグネリアンが3馬身差の完勝を決めた登竜門。今年も東西の素質馬が激突する。既に現2歳重賞2勝を挙げる東の藤沢和厩舎からはルヴォルグが参戦。ヴェロックスら関西の精鋭を迎え撃つ。

 今年の藤沢和厩舎は2歳馬が大活躍。これまで14頭がJRAでデビューして10頭が勝ち上がり、サウジアラビアRC(グランアレグリア)、アルテミスS(シェーングランツ)の重賞2勝をマークしている。10月の東京で新馬戦を制したルヴォルグも高い素質を秘めている期待馬だ。

 今回と同じ東京芝1800メートルの新馬戦をV。好位からラスト400メートルで先頭に立ち、そのまま後続に4馬身差をつける完勝と言える内容だった。ノーステッキで記録した上がり3Fは33秒6。藤沢和師は「いいところにつけられたし、上がりもしっかりしていた」と評価する。

 13日朝は美浦坂路を軽めに駆け上がり、翌日の最終追い切りに備えた。精鋭ぞろいの名門厩舎からまた一頭、スター候補生が誕生するか。

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