【地方競馬】日本競馬史上初、誤審で1着馬と2着馬を間違えた

 ホッカイドウ競馬を主催する北海道は2日、門別競馬場(日高町)で1日に行われたメインレースの「北海道2歳優駿」で、1着と2着を取り違える誤審があったと明らかにした。

 JRAと地方競馬全国協会(NAR)によると、1986年5月31日にJRA阪神競馬で2着と3着の馬を逆に判定したケースがあり、着順の誤審はそれ以来だという。ただ、これまでに1着の馬を誤った記録はなく、日本競馬史上初めてのケースとなる。

 2日午後に、北海道庁で会見が行われ、道によると、誤審があったのは1日午後8時ごろ発走の第11レース(ダート1800メートル)。午後8時5分、全馬がゴール入線。審判員が写真判定で、1番人気のウィンターフェルが1着、6番人気のイグナシオドーロがハナ差の2着として同9分に確定し、払い戻しもした。ところがゴールの約10分後の同15分に、写真を再確認したところ、順位が逆であることが判明。すぐに誤審判定について、開催執務委員長に報告。同30分にはNARに報告した。原因は、審判員2人の確認不足としている。

 道は、誤った着順による払戻金は有効とし、正しい着順に基づく追加払戻金の支払い方法を今後協議するとしている。なお同レースは交流G3競走として、園田など全国でも場外発売されている。

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